ホワイトニングとは、着色や食生活、加齢、遺伝等の影響によって起こる黄ばみなどが気になる歯を専用のホワイトニング剤で白くする治療方法です。ホワイトニング剤に含まれる過酸化水素が黄ばみの原因になる色素を分解することで、歯を白くすることができます。
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ホワイトニング
歯が着色する仕組みと原因
1.歯の表面についたステインやタバコのヤニ
コーヒー、紅茶、お茶、カレー、赤ワインなど色の濃い飲食物に含まれる色素がステインとして歯の表面に着色します。タバコのヤニも着色の原因のひとつです。
歯の表面につく着色はホワイトニングではなく、まずはパウダークリーニングで落としましょう。その後にホワイトニングを行うことで、さらに歯を白くすることができます。当院のパウダークリーニングは歯の表面を傷つけることなく、ツヤのある歯に仕上げます。
2.歯の内部からの黄ばみ
歯は、表面から「エナメル質」、「象牙質」、「歯髄(歯の神経)」という構造になっています。
一番外側にあるエナメル質は薄く、透明感のある層で本来は黄ばんでいません。その内側にある象牙質は黄色みを帯びた層です。
日本人の歯は生まれつきエナメル質が薄いため、象牙質の黄色みが少し透けて見えています。年齢を重ねるとエナメル質がすり減り、象牙質の厚みを増すことにより、さらに歯が黄色みを帯びてきます。この内部からの黄ばみは歯科医院で使用するホワイトニング剤でのみ白くすることが可能です。
ホワイトニングの種類
オフィスホワイトニング
歯科医院で行うホワイトニングです。
高濃度の薬剤を歯の表面に塗布してLEDライトを照射することで、1回10分~15分程度の照射で白さを実感することができます。ホームホワイトニングと比べると色の後戻りがやや早くなります。
ホームホワイトニング
ご自宅などにおいて患者様ご自身で行うホワイトニングです。
お口に合ったマウスピースを作製し、そこに薬剤を注入して数時間装着します。これを1~2週間、毎日続けます。低濃度の薬剤を使用して歯の内部まで浸透させ、時間をかけて歯を白くしていきます。オフィスホワイトニングと比べると歯の白さが長持ちします。